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過眠症(ナルコレプシーなど)
夜間に十分な睡眠をとっていても日中の眠気が強く、しばしば居眠りをします。原因はいろいろありますが、代表的な過眠症であるナルコレプシーでは、眠気だけでなく、笑ったり、怒ったり、びっくりしたときに体の力が抜けるといった情動性脱力発作がしばしばみられます。

原因

ナルコレプシーの原因はまだ明らかになっていませんが、最近の研究では、オレキシンという脳内物質の欠乏が、この病気の発症に関わっていることが指摘されています。
また、情動性脱力発作を伴う典型的なナルコレプシーの患者さんの約90%が脳脊髄液中の蛋白質のひとつである「オレキシンA」の濃度が低いことが分かっています。オレキシン神経は、脳の中で覚醒するための神経ネットワークや筋肉の働きをコントロールする神経ネットワークと深い関係があります。このことからナルコレプシーは、オレキシンの濃度が低いためにオレキシン神経の働きが障害され、睡眠発作や情動性脱力発作を起こすのではないかと考えられています。

自宅で受けられる検査について

アクチグラフィ+問診表

腕時計型の装置を用いて、装着している手の動きを測定し、睡眠・覚醒を判定する検査です。起床時間や就床時間、また、入床している時に眠っているかどうかを知ることができます。それとともに、各種問診票で睡眠についての検査を行います。

取扱方法:非利き手首に装着したまま1週間の生活を記録します。
アクチグラフ使用イラストアクチグラフ

適切な治療法について

生活習慣の改善、睡眠薬や精神刺激薬などの薬物療法が行われますが、症状によって医療機関で適正な治療を選択します。
生活習慣の改善
睡眠不足が日中の眠気をさらに強めることになるため、起床時間と睡眠時間を決め、規則正しい生活を送るようにします。
睡眠導入剤による薬物療法
寝つきが悪い場合や、睡眠が浅く中途覚醒してしまう場合に睡眠導入剤を用います。
精神刺激薬による薬物療法
昼間の激しい眠気や睡眠発作に対しては、精神刺激薬を用います。
レム睡眠関連症状の治療
情動性脱力発作や睡眠麻痺、入眠時幻覚に対しては、レム睡眠を減らす作用がある「三環系抗うつ薬」を用いることもあります。